2012年10月10日水曜日

201210010-01

わたしは今日もひっそりと絶望した、ひたひたするしにたみの上でぼおっとテレビを見る。テレビを見るのと本を読むの、ゲームをするのとパソコン見るの、どれかひとつだけだと手持ち無沙汰でたまらない。今日はパン食しか食べていないのに前髪にごはんが一粒ついていて、鏡の前ですこし驚く。





今日ははやくねようとおもったのにもうこんな時間になった、今日のおべんとうがすごくおいしくてわたし一日しあわせなきもちだった。ともだちがいるからたのしいって言うおんなのこがすごくかわいいしうらやましいしかわいい、丁寧にコップのふちをなぞるように暮らすおんなのこがいとおしい。
ひとのこと羨ましいって思わないって決めたのに掠った人のことだけ羨ましくなる。大金持ちも、美人も、社長もパイロットも、みんなみんな羨ましくなんてないのに、触れる範囲の人のことだけ羨ましくなる。ずるい、うらやましい、って思った一秒後に「ずるいってなにそればかじゃないのなんて自分勝手」って思うからすぐに殺される、生まれては殺されてばかりなので死体が澱のように淀んで溜まる。

理由がないと、人と一緒にいれなくなった。理由がないと、人と会えなくなった。だからわたしは仕事がすきだったんだと思う、でもそれも過去形になりつつあって、わたしのこの考え方は、例えばときに便利だけれど、無機で割り切れない人間関係や、そういうものに対しては、酷く弱い。
「どうせいつか死ぬんだから」はすごく便利、無駄遣いや浪費をしなくなる、いろんなことに諦めがつく。わたしはきっと副作用を十分わかった上でこれを使ってる、どっちが辛いかは人それぞれで、わたしは多分こっちを選んだ。





さみしいからって人に会いたくなるのはもうやめようって思って、それをきっぱりやめてしまったら、さみしいってどういうことか、ぜんぜんわからなくなった。
さみしいっていうのは酷いことだ、それを理由にした僕はひどい人だ、だから僕はもう二度と、さみしいと感じてはいけないし、さみしいを原動力に動いてはいけないのだ。



*****************************************




「すきになるべきもの」にかこまれてたらなにがすきだったのかわかんなくなった。





*****************************************


最近ついてまわるこれからもう一生開放されることはないし、ますますつよくなるばかりだ。どうやって折り合いを付けようか。カウントダウンは終了してしまって、ちいさなころからカチカチ音は聞いていたけど、終了したからって何も変わらなくて、どうせだったら時限爆弾みたいに爆発してくれたらよかったのにな、って思う。




*****************************************



冷凍庫に常備してあったはずのチョコレートが、数ヶ月前から姿を消した。ねむたい。キャラメルクレープは殺人的にあまい。ねむたい。マシュマロはゼリーが入ったものがいっとうおいしい。ねむたい。なんであれ、100均でしかみないんだろう?ねむたいな。



みなきゃいけないものしなきゃいけないことみたほうがいいものしたほうがいいことたくさんあるけどほんとうにそうだろうか。使わない資格たくさんとって喜んでるばかなひとみたいだ。





ねむたい。






0 件のコメント:

コメントを投稿