2013年5月5日日曜日

20130505-ティアにっき

コミティア行ってきた。


わたしはものをつくる人間ではないので、コミティアへいくと、うまいへたとか、ジャンルとか、そういうのじゃなくて、ものをつくるのがすきなのだなって人がたくさんいて本当に素敵な空間だなと思う。
毎回素敵なものに出会えるのですけども今回もすげーよかったです
ロッキンオンみたいな感想がかけなくてすごくアレなのだけどすげーよかったよって伝えたいがためのつたない日記です
つたないつたない言って感想かかないままでもいつまでたっても書けないままなのでつたなくても囲うと思いました

以下買ったものたちすごくつたない感想




たかのさん(http://blog.livedoor.jp/chapter22/)のまんが

新刊の「あたらしいひふ」のほかに、「ハンブレチヤ」 、「あいのさいのう」、「Recycled Youth」、「It's your (new) ID」を購入。最近わたし、人からkindle借りて読んでいて、すごく便利だなーとも思うのですが、高野さんのまんがを手に取り改めて本(物質としての)っていいなって。
高野さんのまんがは、お話もものすごくすきなのだけど(後述)、紙!インク!印刷!hoo!!!!ってテンションがすごく上がります。手にしたくなる本。
二色刷りだったりすかしの入った紙だったり縦長だったり(わたしの語彙がないせいでうまく表現できない)、文字通りテンションが上がる。文房具が好きだったり、印刷所の見本紙がすきだったりする人だったら分かると思う。読み終わった後もまじまじ見つめちゃう。インク…インク!って感じ。

どれもすごくよかったのだけど、あたらしいひふRecycled Youthみたいな、タイプの違うキャラクターがそれぞれ絡み合って、章(というのだろうか)ごとにそれぞれの心情が見えて、みんなそれぞれ凸凹していて、ってのがすごく好き。生きてて、わたしはなんとなく「自分のタイプ」を規定していて、それが良いか悪いかはおいておいて確実にそういうものがあって、周りの友達や知人のこともあるタイプで規定している部分もあって、例えば子供のころや学生のころって、同じようなタイプの人としかわかりあえないみたいな部分があったのだけど、大人になったら全然違うんだよね。学生のときはそれこそ、似たような境遇の人としか触れ合わないからかもしれないんだけど、大人になったら、年齢も生活環境も出身地も趣味も全然違う人と知り合う機会が急激に増えて、そしたら全然違うタイプの友達や知り合いも出来て、それを尊重しながら付き合えて、でもやっぱりうらやんだりする部分もあって、みたいな、現実のそういうごちゃごちゃした感じや、でもそういう雑多な人間関係のリアリティというか、そんなの現実では当然すぎるものなのかもしれないけどそういう懐の広さというか、相手のことを自分の型にはめなくても違うタイプでもいいじゃんみたいな、そういうの感じられるのがすごく好き。違うからこその劣等感や、相対的に自分を見て安心するような汚い感情や、そういうものが現実にはあって、でもそういうものひっくるめて、君と僕とは違うし、違うけど、違うから、全部まるまんま君じゃん? って。
違うタイプのキャラクターがいろいろ出てきて、そのうちの誰か/もしくはそれらみんなの一部、に、自分を重ねたりもするのだけど、人間の雑多さと、それが愛にあふれている感じがとてもすきです。
高野さんの作品の一番すきなところはそこかもしれない。って今書いていて思った。



からあげ太郎(http://www.pixiv.net/member.php?id=219099)さんのまんが

 ピクシブでいつも拝見していて、オリジナルを出されるということで、サンプルからして素敵過ぎてすごく楽しみにしてた一冊。いやほんとうにすごくよかったです。
絵柄がすごくかわいくて、もともとそれは知っていたのだけど、なんかもうお話から絵からすごくよかったです。こういうときに自分の語彙のなさがうらめしい。やっぱりロッキンオン的文章能力は必要なのや…と思います。
東方まんがでもそうだったけど、すごく可愛い絵柄なのに可愛いだけじゃなくて迫力や必死さや、そういうものが伝わってきて、主人公とか登場人物と一緒にうるっとくる。おまけまんがまで超絶可愛かったです。


山川田園風景(http://yamakawacountryview.blog16.fc2.com/)さんのまんが

表紙が可愛くて惹かれて購入したのだけど、まんがもすごくよかったのだけど、小説がめちゃくちゃよくて…。めっちゃキュンキュンしました。わたしは普段、マンガより小説のほうがよく読むけど、ティアやなにかのイベントで小説を買うということがほとんどなくて。それは試し読みがしづらくて中がわからないっていうのが一番の理由なのだけど、多分すごく損してるんだろうなーって思いました。これ、高野さんのまんがもそうだけど、わたしはもしかしたら、いろんな登場人物が連鎖して、実は繋がっている…っていうお話がすきなのかもしれない。まんがもすげー良かったです、わたしもクールなメガネ男子と恋に落ちたい、切実に。


オシャ(http://www.pixiv.net/member.php?id=855279)さんのまんが

新刊ヒーロータイムをいつまでもと、糸子と総一郎を購入。2KZがすごくかわいくて、違う作品もすごく気になっていたのでした。ヒーロータイムもめっちゃよかったのだけど、個人的に糸子と~がツボすぎて悶えた。こんな夫婦になりたい…。これはもう、最初から最後まで、ひたすら、只管、ただひたすら羨ましいおはなしでした。本当に!わたしは!! こういう!!! 家庭が!!!!! 築きたいのですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


あと、とこさんのまんが、ノザキさんと時田さんの0丁目、模造クリスタルさんの新刊を購入したのですがまだ未読。読んだらちゃんとつたなくても感想書こうと思います。



あとすごく思うのだけど。
「この人が本/グッズ 出したら絶対買うのにな!」って思う人が何人かいるけど、
それを相手に言うのは無責任だよなあと思ってしまうことが多々ある。
わたしは購入すればそれで終わりだけど、ものをつくって形にするのってすごく大変だと思うから、自分が欲しいでそんなこと言うのってどうなのかなあと思うこともあるのだけど、どうなのだろうな。
とりあえずわたしは、引越しをしたら、ノザキさんの絵と、ELIちゃんの絵をお部屋に飾りたいです。













1 件のコメント:

  1. 突然のコメント失礼いたします。山川田園風景のカワダと申します。新刊読んでいただきありがとうございました!感想をつづってくださり、またブログの紹介もしていただいて感謝感激です!ピノコさんの感想を読んで、この本を作ることができて本当によかったな、と思えました。ありがとうございました!雑文、失礼いたしました。

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