2012年9月30日日曜日

ヘドウィグ感想

ヘドウィグアンドアングリーインチ舞台見てきた。



原作がすごい好きで、森山未來もだいすきなので、ツアーファイナルすごくたのしみにしてた。舞台自体見るのすごく久々で、ミュージカル的なものも久々で、だからなのかもしれないけどいろいろもんやりした。
千秋楽明日だけど、ネタバレになるので、アレなひとは注意してください。
もんやりした感想ばかりです。


2012年9月25日火曜日

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幸せになるための/幸せでいつづけるための「努力」は必ず必要で、もちろんそれを努力と認識せずに続けられている人も多数なんだけれども、僕にはそれは相当な労力で、だから今幸せでいる人を羨ましいと思ったことはないし、妬んだこともない。小さい頃から相当な練習を積みオリンピックに出て金メダルとった選手に対しての感情とおなじ、「すごいな」「よかったね」とはおもうけど、「ずるーい」とか、「わたしもそこになりかわってやりたい」とかは思わない。それを手に入れるために、どれだけ普段の努力をしてきて/していて/していくか、なんとなくわかるからだ。






幸せになるための努力をせず怠惰な暮らしを食んでいるけどこれを持続するための努力は一応しているし現状幸せ、幸せじゃないけどわたし幸せ、ああ幸せとは一体なんぞや。


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あの人のことはすきだけど、それは多分、あの人が年上で頭もよくて尊敬できるから。だから多分、あの人がもし崩れてしまったら、最初はそりゃあ愛おしいと思うかも知れないけど、あの人の背負ってきたもの尊敬する部分その重みが全部ずっしりとわたしにのしかかってきたとき、わたしは支える自信がない。だからわたしは、あの人の手を握れない。
庇護だけされたいただ好きなだけでいたい支えられたい守られたい。こんなのまるで親がほしいみたいではないかとふと思ったが、子供だって親を支えているし守っている、つまりは「こどもみたい」ともいえない、ものすごくちっぽけでつまらぬ感情だ。


それでも都合のいい部分だけ好きにはもうなれなくなった、わたしもいっとうおとなになった。








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今日はわたし20時に寝ると決めたのですよ、でももう21時なので、21時半には寝ようと思うのです。









2012年9月23日日曜日

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すきなひとと、好き合っている同士でなければできないことがしたいわけではないから、わたしは好きな人に好かれてなくても、べつになんとも思わない。

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コンビニエンスで298円くらいで売られてるハーゲンダッツクレープグラッセショコラフランボワーズが、スーパーで198円で売られているので、ああ、スーパー様!って気持ちになった。高くておいしいアイスをみると、おかあさんにたべさせたくなる。パルム抹茶はたべたけど、わたしはやっぱりオレンジパルムのほうがすきだった。抹茶味は「パルム抹茶」だし、オレンジ味は「オレンジパルム」ってかんじする、不思議。



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次の約束はしないけど、駅まで送ってくれる程度のやさしさを持った人、





次の約束するのがすごくきらいですごくにがて、「またね」で全部すましちゃいたい。








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今日たくさんねた、間違って冷房24度にしちゃったみたいなお部屋の中でたくさんねた、のどがいたくなって、またさらに錯覚に陥った。徒歩五分の死ぬほど遠いスーパーマーケットで198円のアイスを買ったら、必要なものを買い忘れた。積読本が一時的になくなりわたしの明日の通勤に危機がせまる。

ねこがニャーニャーないているとき、ほんとは何を言ってるかわかることのが多い。何をいってるのかわかるけど、「それはだめだよきけないねがいだなぁ」という意味であえてしらんぷりすること多い。ひとりでできるのに手伝ってーっていうことや、入っちゃいけない押入れが開かなくてあけてーっていってたり、そういうときにニャーニャーなく。一人でおといれできないときにもなく。心を鬼にして知らん振りしたり、おこったり、ニャーニャーうるさいなこのやろう!とぎゅっとしたりする。めんこくてしろくてふわふわないきものだなあって思う。

これは猫でも人でもおんなじなんだけど、わたしはおなかに頭をのせてねむるのがすきだ。おなかに耳をくっつけると、いろんな音がしておもしろい。いきものはあたたかくて、おなかのなかではいろんな内臓が頑張ってはたらいていて、すごいなあっておもう。すごいなあって思うと同時に、いつかこの音が消えてしまう日が来るのだなって思って、勝手に切なくなったりもする。




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野ばら会か、バベルの会を結成したい。活動内容はおもいつかないので、古いかんじの喫茶店で集まってほんをよむとか、そういうのでいい。 それもめんどくさかったらなにもしなくていい、「バベルの会のXXです」って名乗りたい。名前もべつに野ばら会でもバベルの会でもなくてもいいからすてきななまえがあればそれでいい、ああこれが、所属欲というものか。だからブログで募集します、入ったらきっとすごく、たのしいよ?入会希望者はハガキ、FAX、電話(フリーダイヤルは平日10時から18時です)、もしくはメールやリプライで連絡をください。







コッソリ好きな人が何人かいるけど、多分相手も気付いてるんじゃないかな?って思ってる。多分好き度はあんまり伝わってないと思うけど、好きでいることは結構気付いてるんじゃないかな?って思ってる。





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どんどん寒くなってうれしい。さむいのすき、さむいのすきというかなつがきらい。さむいのはいろいろとたのしいよ、むしもでないし、お布団がより好きになるし、長袖の服はかわいいし、ねこはあたたかいし、チョコレートが口の中でも溶けない。
チョコレートが一番おいしく食べられる季節、それが冬です。




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2m級のロボット、ガンダムや戦隊もの的なロボットに襲われた。
わたしより少し大きいサイズのそれは、赤くて、かたい。装甲を傷つけるのはなかなかむつかしい、一点を狙いガンガン殴りつけるとパキっと線が入り、割れるが、かなり難しい。なので関節を逆に折る。中身は白く、まるでエビのようだ。どう倒すかというと、通電する身の部分に電気を流して感電させる。2センチくらいの三角のプラスチックの神のようなプレート、頂点部分にパンチであけたような丸い穴が開いていて、そこに電極をつなげる。その三角のプレートを、関節を折ってむき出しにした白身の部分に刺し、電気を流し、やっつける。




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母と二人暮らしをしていた。
キッチンと、4畳の和室と、4畳の板間。 猫のトイレがなくてダンボールで自作した。朝起きてお風呂に入る母のために朝からカレーを作った。父が迎えに来て、着付けをしなければならないのだけど帯の締め方がわからなくて、とりあえず朝カレーをたべようではないか、とわたしは言った。







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スーパーと薬局、徒歩5分だけど今日は外国よりも遠い。



2012年9月20日木曜日

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封すら開けていないブルーレイBOX、クリアしてない各種ゲーム、録画したけど見てないアニメ、積まれたままの小説マンガゲームにCD。 世の中にこれから見る/読む/聞くたのしみがたくさんあるのはすばらしいことだ、すばらしいことだけど、人様の作ったものを消費ばかりしていて何も生み出さない、生み出せないならまだしも生み出そうとする時間もとれないなんてなんてばかげたことだろうと思う。食べるためにものを食べる、味わうためにものを食べる。そうなんだけどどうしても、それを飲み込み咀嚼し吸収し、それを養分になにかを育てる、そうできないとどうしても、「なんでどうしてぼくは食事をしているのだろう」という気持ちになってしまう。ぼくには何かを生み出す子宮どころか、養分を消化し吸収する胃や腸すらないかもしれない、なのにどうしてもそう思う、そうしてそれをこうやって、モゴモゴ考えること自体、なんとおろかなことだろう。排泄行為ができないことを嘆いているわけじゃなくて、する時間が取れないことを嘆いている、それと同時に、何馬鹿なことを言っているのだろうって自分でもよく分かる。時間はなんぼあってもたりないなと最近とみに思うけど、わたしはわたしの性格をよく知っているから、足りない時間のために時間を作ることはできなくて、いきおいどうしても削られるのはああいう部分で、ああいう部分を削ってひとり排泄行為に時間を割いてもそれでも時間が足りなくて、しょうがないことは自分が一番わかっているから、ちょっと泣き言を言いたくなった。




自分になにが決定的に足りないか、自分がいちばんよくわかってる。
でもそれすら、今度ちゃんと時間をとって考えようって思ってしまってばかみたい。
時間がたりないをいいわけにするということは、ほんとうにやるきなわけではないということだ、
すくなくともぼくの、この問題に関しては。








毎日ひどくねむたい。実はきのうパルムの抹茶を買った、でも食べる気になれなくて冷凍庫に入れたままだ。毎日ひどくねむたい、ひどくねむたいまま一週間が過ぎて、一ヶ月が過ぎて、一年が過ぎる。気付いているけど止められない、困っているけど多分諦めてもいる。









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生まれるときと産み出そうとするときがあって、後者の場合、決定的に何かが間違っていて、それがどんなに愚かで/醜くて/哀れな行為かってのは、わたしよくわかってるよ。わかってるけどそれでも、わたしは天才でも運命でもなくて、でもただただその行為がすきなんだから、しょうがないよ。









2012年9月16日日曜日

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自分のしてきたひどいこと、反省すべき醜い部分、文章にしてリズムを整え書き言葉として推敲するからわたしは多分救われない。後ろめたくはきちんとあるから自分の醜さに疲弊する、だけど望んでいるからやっぱりわたしは救われない、ほらどこまでいっても自分のことしか見事なまでに考えていない。わたしはうそつきだし、ごめんなさいがいえないし、変えられない部分を自覚してその上でもうだれかにひどいことをしたくないから一人でいるのを決めた。ひどいことなんて所詮文章に書き表せられる程度のことしかしていないのになんという傲慢だろう。




罪悪感を額縁に入れて飾ろうとするのは浅ましい。




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人間として最低なことを言うと、僕は君を傷つけたという事実に傷付いている。それが些細なことであろうと100%僕が悪いのであれば死ぬまで毎日罵られ理不尽な目にあいそれでも歯を食いしばりその「罰」に耐えねばならぬのかとげんなりする。「お前が悪い」は一度でいいよ、指摘され逆切れし触れられたくなさに伸ばされる手を払いのけることしか出来ない程度に僕は性格が悪いから、例えばきみが何事もなかったかのように僕を許す/もしくは僕はそもそも君の事を大して傷つけてなんていないよと笑い誤解を解く、そんなふうには到底感じられない。


ほんとはね、僕が誰かのことを、一生引きずるほどに傷をつけるなんて不可能だってわかってる、だからこんな後悔や反省や後ろめたさが全くのムダなものだってもわかってる。二十歳の前途ある若者を塗れた浴槽で出迎え潰し消費したとき、僕はたいそう後悔して懺悔したんだ、でも別に、彼女にとってそんなこと、とるにたらないことだった。これがおこがましいといわずになんと言う?


彼女は今日も明るく笑う、僕のことさえも笑って出迎える、久しぶりだねって言って頭を撫でる、ときには手だってつなぐ。








わたしは下らない人に傷つけられたりしない、だから君も、わたしのせいでは傷付かない。










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買い物に行かなきゃ行けないのにいくのがめんどくさい、どれくらいめんどくさいかというと、「人間はどうせ死ぬときに何かをもってはいけないのだからなにも買う必要はないのでは」という理論が頭の中をぐるぐるする程度にはめんどくさい。その言葉通りもう納得してしまえばよいのにまだ買い物に「行かなければならない」と思っているのはお部屋の掃除をしたいから、なぜ掃除に買い物が必要なのかというと掃除機のパックがないから、という理由のほかに、なにか掃除用具的なものを買い、形から入らなければ僕は到底部屋の掃除なんてしないだろうなと思うから。常に引越しと死ぬことを考えてる、 希死念慮があるわけではなく人はいつ死ぬかわからないから。例えば僕の部屋には僕がもう使わない/且つ価値のないものがゴロゴロある、僕が明日死んだら、だれかがその膨大ながらくたを片付けなければならない、それは大変だろうなあ、そうだ生きているうちにせめて後片付けが楽チンに出来るようにしておこう、そういう動機から僕は部屋の掃除を、いま、とても、したい。したいんだけどめんどくさい、だってよく考えたら死んじゃったらもうどうでもいいじゃん、全部焼き払ってしまえばいいじゃん、いやだめだそれは現実的ではないだってここは借家だし勝手にゴミを燃やすとお上に怒られるから、じゃあやっぱり生きているうちに整理整頓をしなければな、こんな感じでぐるぐるしている。











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文通てなにかけばいいの。見えないお手紙出しちゃだめなの。

なんでわたしと交流したいの、責めたいの償われたいのなんのためなの。
お金もコネも地位も技術もなにもないよ、わたしと交流してもいいことないよ。
罵声を浴びせたいからちょっときてって、言われたほうがほっとする。










掃除機パック買ってくるね。

2012年9月12日水曜日

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ぎふあにめおもしろゆ~

ぴくしぶのこうざにあるような高度のじゃなくて、バナーに使う程度のやつでも
じゅうぶんおもしろいです
1ふんくらいのらくがきでほらこんなにもかわゆい(自画自賛)

2012年9月11日火曜日

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最近毎日温いゲルの中を泳ぐように生きている、手も足も重く耳も遠い、視界はぼやけて言葉が出ない。曇り硝子を拭くようにそのうちサッと晴れるのだろうと期待をしていたのはひと月前まで、今はもう、このゲルがわたしの今の現実だとわかってしまった。だのに重いのにも見えないのにも全く慣れない、きっとこう して朽ちてゆく。






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今日スーパーで買わなきゃいけなかったものやコンビニで払わなきゃいけなかった公共料金やさっきまで頭を渦巻いてた罵倒とかぜんぶぜんぶなくなった。やりたいことたくさんあるけどいざやろうとすると何がやりたかったのか忘れる、忘れてなくても、「それは時間がかかるから、また今度ゆとりと体力のあるときに」と思って後回しにしてしまう。






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しにたいのは「しぬ」という行為がしたいわけではなく「ゴールしたい」のである、だから、しんだ後地獄に落ちたり地縛霊になったりすぐに虫や人間に生まれ変わってしまうのであれば、ぜんぜんしにたくない。おまけに言ってしまえば、ゴールするまでの道のりがつらかったりしんどかったりするのであれば、全然ゴールとかしたくない。別にぜんぜんしにたいわけじゃないのである、ゴールがしたいだけなのである、締め切りに入稿しヤッターという達成感が味わいたいだけなのである。何を言っているのかと思うよね、ぼくにもわかりませんよ、ねむたいんです。








2012年9月10日月曜日

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わたしの携帯はメールが来ると、震える/もしくは音を鳴らせてその着信を知らせる(あ、きみのもそうなの?奇遇ですな)。差出人と件名のみが画面に表示され、決定ボタンを押すと本文が見られる。件名でメール内容が推測できない場合、本文を見るのが非常にこわい。死ねって書いてあるんじゃないか、あなたにはがっかりしました?わたし傷付きました?もう二度と顔を見せないで下さい?全部ひっくるめて死ね?こわい。こわいよぉと思いつつ開いたら、全く関係ないメールで今日もほっとする。


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社会やストレスや放射能のせいにするくらいなら、わたしは生理のせいにしたい。







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悪態ってすきなひととしかついたことないしすきなひととこねくりまわして遊ぶものだと思ってる。嫌いじゃない人の悪態をつく、指先だけで手をつなぐみたいにこっそりと。



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ひとの名前を覚えられないのは、覚える気がないからだって、さっき図書館で唐突に気づいた。興味がある人以外に興味がない、好きでも嫌いでもない、いまこの瞬間だけうまくやれればいい、この先どうこうは全く考えてないから笑顔でものすごく社交的に会話ができる、でもどうしても、名前が覚えられない。そうか、わたしは覚える気がないんだなって、はっきりわかってすっきりした。と同時に、ひとにも顔も名前も覚えられてないだろうなって思っているから、そうじゃない場合、至極恐縮する。でもそれだって本当は、恐縮しているふりをしているだけかもしれない。


それとはべつにわたしは記憶がすぐなくなる、よっぱらったとかそういうことじゃなくてすぐ忘れる。昔のバイトの同僚、お客さん、クラスメイト、 部活の後輩、仕事の部下、取引先のひと、せんせい、おさななじみ、エトセトラ。だから同じように時間を過ごした人に、共通(であるはずの)知人の話をふられて、まったくピンとこないことが多々ある。ひとの名前がおぼえられない、と、記憶が片っ端からこぼれてゆく、それらのコンボでぼくは、人間をうまく認識できない。認識できないものは未知の生物であり、つまりは恐怖の対象だ。





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夜の高速道路乗りたい。 日が落ちかける、19時くらいの時間から、朝の7時くらいまで。東京から出発をして、西のほうへ。どこにもつかなくていいよ、多分ただ何か、夜の街並みとか夜の道路が見たいんだと思う。夜の羽田空港、夜のお台場、夜の高速道路、夜の豊田、全部しにたくなる。別に東京に限ったことじゃなくて、智頭急行でも近江鉄道でも根室本線でもそうだから、明るいところに飛び込んで行く蛾みたいに、わたしのどこかにそうインプットされているのだと思う。
夜の羽根木公園で、ピアノ弾きたい。






たまに誰かに電話したくなるときがあるけど、わたしがいまほしいのは、でんわをして声を聞くとか会話をするとかそういうことじゃなくて、それどころかほしいのはきみでもないってことを自分でよくわかっているから、ボタンに触れないようにする。





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自分の文章最近句読点が多くて、読み返して「なんやこいつ息切れしとんのか」と思うことが多々ある。







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この世から大好きなものを全て消してしまえばよいのでは。
何かに一喜一憂して揺り動かされるわたしはみにくい、大好きなものや心惹かれてしまうもの、それらのことを考えるとしばらくいろんなところが痺れて使い物にならないし対峙するのに体力削られる、だったらいっそのことそれらを消し去ってしまえばいいのでは。そうはいっても消すのは忍びなく、かといって接し続けるのは辛く、本棚の奥や天袋、PCのどこかのフォルダに追いやられたそれをときどき引っ張り 出して眺める、また打ちのめされる、しまう、忘れた頃に取り出す、打ちのめされる、しまう。それを見れば必ず心が動くものは劇薬のようで、多用しても耐性がつく前に毒にやられて死ぬ、でも捨てられないし、愛用もできないし、どうしようか。












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今日はいちにち製餡2課に派遣されたので熱気とにおいでたいへんでした。毎度のことだけどバイトの女の子は倒れるし、もっと今の若い子は体力つけたほうがよいとおもう。変に時間が余ってしまったのであまった人たちでひたすら田舎饅頭の皮と餡子を分離する作業した。こんなにぞんざいにむしったりつめたり作ったりしていても、それでもこれらのおかしはとてもおいしいし魅力的で、いくら社食で崩れたケーキが食べられたとしてもお金を出すのに抵抗なんてわかないから、つくづくここの商品はすごいなって思う。
夏みかんの味のゼリーがおいしかったのに、今年はそれが梅味になってた。
梅は大好きだけど、すこし残念な気持ちになる。

















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近くにつかめるものがあったらつかみそうになるからだれか両腕しばっていいよ。





2012年9月9日日曜日

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バイクの後ろでぼおっと町並みを眺めていたら、あ、しにたいな、って思った。唐突に、そして久々に訪れるしにたみに、わたしはすこしおどろきながらあまりの懐かしさに苦笑いした。苦笑いしてから、バイクの後ろで「しにたい」なんて思ったらそれがたやすく叶えられてしまいそうでこわいなって思って、必死で下らないことを考えた。すれ違いざま隣の車を蹴ったら怒られるだろうな、いま手をぱっと離したらびっくりするかな、おなかにぎゅっとする代わりに乳首をぎゅっとしたら驚くかな。一番最後の妄想が一番下らなかったので、必死で乳首をぎゅっとすることを考えていた。なんとか事故らずに帰宅が出来たのは、下らない妄想のおかげもあると思う。


スーパーで買い物したら/自転車で駅まで行けたら/電車に乗れたら/ポストを開けて中を確認できたら/おうちに帰ってきたら/靴をはけたら/お風呂に入れたら/髪の毛を乾かせたら/お布団に入れたら、いちいち「えらいね」って褒めてくれる人がひとりほしい。褒められるべきこと/やって当然なこと/いきものとしての本能の行動、それらを全部いちいちほめてほしい。頑張らないと仕事もできないし、おせんたくもできないし、ごはんもたべられないし、ねむれないし、生きていかれない。わたしまいにちがんばってるよ、がんばって息を吸って吐いてしてる、だから全ての行動と活動を、いちいちおおげさに褒めてほしい。





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分析をする、分析をする、分析をする。1に1を足したから2になった、2だったものがいま5あるのは3が足されたから、5だったものがいま15なのは、10が足されたもしくは3倍に増えたからだ。原因がはっきりとは特定できなくてもある程度は絞れるし原因が分かれば対処もできる、だから僕は今分析をする。しにたいのはべつにいい、きえたいのもべつにいい、問題は何がトリガーでいまこうなっているかだ。些細なことがきっかけになる、買ったアイスがあんまりおいしくなかったとか、ポイ捨てしている人を見たとか、電話をかけたら留守だったとか、そんな下らないことでも十分理由になるから、それが何だったかを僕は丹念に探し出す。
理由をいくつかピックアップし適当なものを見繕いそれを無理やり当てはめる。インパクトが弱すぎると自分を納得させられなくてなかなか難しい、大切なのは本当のそれを探し出すことではなくて、いかに自分が納得できる理由をこじつけられるかでもある。今日はなんにもこじつけられなくて、だからといってじゃあ心のままに動いたとしてもさらにドツボにはまることはわかっているから、右にも左にも傾かないように背筋を伸ばして停止する。このまま誰か眉間にパシュンと、麻酔銃を打ち込んでくれていいのに。






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スーパーで食材を選んでご飯を作ってたべたり、お風呂に入ったりお買い物したり税金を払ったり、そういう現実的なものをかんがえたら、あ、だめだな、って思う。じゃあだめじゃないひとがいるのかといったらいない、ああだからわたしはだめなんだな、って思う。

さみしいと思うときに人と一緒にいると余計さみしくなる、そういう性分だから、下らないことを考えてそのさみしさから目を逸らし、誰かの服のすそを握った指をゆっくりひらく。






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ことしあと4ヶ月だって。わたししらなかった。
わたし、ここ5年くらいずっとしんでいて、それがさらに、また1年つもる。



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溺れたときに藁をもつかんでしまうの、転びそうになったときに腕を出してしまうの、器官にものが入ったときにむせてしまうの、そういう反射的な行動、全部やめてしまいたい。ひとりで溺れて、転んで、窒息すればいいのに。







通りすがり目が合った人に人生を全部ゆだねるなんて、あつかましいにもほどがある。








2012年9月2日日曜日

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分厚いガラスは何トンもの水の重みに耐えられるようにできている。床からせり上がるように生えているそれは僅かに湾曲し、まるでそれが壊れてしまったときのほんの僅かの保険のように、透明なセロハンが10cmくらいの空間をあけそれらを覆っている。地面から天井まで、2点でしか止められていないセロハンは若干撓んでいるため、ガサガサ音をさせそれを押すと固いセロハン越しにガラスに触れることが出来る。ガラスはプラスチックのように柔らかく、継ぎ目が粗い。カーブを描いた回廊は薄暗く青白い。

ここのものたちは視力を持たないのですよ、と説明が言う。視力を持たないので、光も必要ないのです、だからこの中は深海のようになっており、そこで彼らは暮らしているのです。透明度70くらいのエビの群れ、シロクマの子供、少年、成人男性。区画に区切られて生息しているものもあればそうでないものもいる、エビの群れが泳ぎ回る様子を見ているとまさに深海に見えるがそれではここにいる少年や成人男性はどうか。人間である以上水の中では息が出来ないはず、よく見ると水のようなこの分厚つく柔いガラスの向こうには気泡がなく、そうするとこれはやはり水ではないのか? ポメラニアンの大きさのシロクマの子供が、柔らかいガラスのつなぎ目の部分で足踏みをする、水の中のように真横になって。ガラスが若干足踏みに合わせベコ、ベコ、と動くので、わたしはセロハンごしに手のひらを当てる。シロクマの子供が押す、わたしも押し返す。こんな分厚いガラスを隔て全く違う空気(もしくは粘度の高い液体のようななにか)の中でお互いがガラスを押す圧力を感じ合う、まるで意志疎通が出来たような奇跡を感じてわたしは微笑む、そうするとシロクマの子供も微笑んだ。彼は小さな端末を取り出し何か文章を打ち込み、わたしに見せた。そこには英語で、「ぼくは君に、プロポーズは出来ないけれど」と書いてあった。そのジョークを見て、わたしは更に嬉しくなる。
彼らは視力はなくとも瞳を持っている、光を感じる機能はないので眩しさも感じない、漫画の中の吸血鬼のように光を浴びダメージを受けることはない。ここが薄暗いのはただ単に、光が必要ではないからだ。


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彼女はこの施設の一角の檻の中に住む。いつから住んでいるのかは知らない、最近入ったのではないが、生まれたときからと言うわけでもないようだ。長い黒髪に少し吊った冷たい目、黒いセーラー服。リノリウムの床の一角に数枚の畳、その上に置かれた文机に原稿用紙を広げ小説を書いている。彼女の檻に内包されるように、先ほどの深海のようなガラスがある。こちらにはセロハンはなく、薄暗くもなく、ガラスの隅には出入り口がついている。ガラスの向こうもまるで動物園の展示のようで、明るく、木々が適度に配置され、オラウータンの展示にあるような縄でできたブランコやタイヤを吊った遊び道具がある。

少年と少女は姉と弟のようだ、彼女とは馴染みのようで、僕には口の端を少しあげる程度の笑みしか見せない彼女も彼らには楽しそうに話しかける。彼女が満面の笑みを見せることはない、いつでも口の端を僅かにあげる程度の皮肉な笑い方だが、少年たちに対してのそれには彼女の甘えが感じられる。僕には飲み物の差し入れ、机の上の片づけ、本を本棚から取る程度のことさえも頼まない彼女は、彼ら姉弟に本の校正を依頼している。
弟がオラウータンの遊び場で満足するまで遊ぶ、姉は僕と彼女とともにこちらからそれを見守る。少年はふざけてガラスを内側からドンドン押す、それを僕はこちら側から押し返す。まるで先ほどのシロクマの子供とのやりとりのようで、僕は少しうれしくなる。シロクマの子供と違い、少年はこちらとあちらを自由に行き来でき、こちらでもあちらでも自由に遊べる。


次の小説が出るの、と彼女が言う。散らかった机の上にはいつの間にか、文庫の表紙の見本があがっている。遊びあきた姉弟が畳の上の原稿用紙で遊んでいる。表紙の校正も姉弟がしたようで、彼女がどんなに姉弟を信頼し、そして甘えているのかがわかった。帯には「XX賞受賞作品」と書いてあり、僕は彼女の受賞ペースに驚く。確か彼女は処女作で権威ある賞を受賞しデビューした、いま執筆しているのは二作目のはずだ。「1作目に続き2作目も受賞が決まっているの、すごいね」と僕が言うと、彼女は唇端を僅かにあげて「1作目を書き終えてから、すでにもう20年経っているのよ」と呟いた。彼女は昨年デビューしたはず、期待の新人として2年目に突入し今2作目を執筆中のはず、何をおかしいことを言うのかと呆気にとられて後ろを振り向くと、姉弟が砂になり崩れて白骨になった。「だからわたしさっき言ったの、これが彼女たちに頼む最後の仕事だって」「だから彼女たちさっき言ったでしょ、『さようなら』って」

2012年9月1日土曜日

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四角く、大きな部屋。部屋というか、空間。天井までがとてつもなく高く、四方の壁にぐるり沿うように座布団が積み重なっている。一度落ちると上ってこられない、ただし物を掴める手を持った生き物であれば積みなおし・崩すことができる。


小さな毒蛇とコブラ、ワニ、そのほかそういう形の人間を「噛みがち」な生き物がそこらかしこをうろうろしている。それらの生き物は殺気立っており近付くのはとても危険。こちらは素手で武器がないため、それらを倒すことは不可能。ただし座布団を成形し、それらがこちらまで這って来れないようにすることができる。
頭を使い、小さな毒蛇と一回り大きな毒蛇を同じ階層に。彼らは噛み合い、小さなものが大きなものに飲まれる。わたしはそれを、安全だが間近なひとつ低い階層からまじまじと見ている、毒が出てくる牙、人間でいうと犬歯のような部分が相手にプチっという音を立て食い込むのをまじまじと見る。どちらも毒をもっているためもしかすると小さいほうが勝つのもありえるな、と思っていたが、 普通に大きいのが小さいのをズルリと飲み込んだ。これで一匹片付いた。他のいきものも、この調子で彼らを刺激し同じ階層にし、戦わせ、数を減らす。そうすることによりわたし(と子猫 灰色の小さな子猫がわたしの連れでいる、彼女はまた子猫であり、戦う力を持たない、なにより一番小さな敵の毒蛇でさえ、彼女を丸々飲み込めるくらいの大きさだ)はどこか安全な場所へ脱出できる。
ぐるりを高い座布団の山が囲っているが、真ん中、座布団が積み重なっていない谷の部分には数メートル級のワニと、キリンがいる。なんとか谷の部分の巨大な動物もやっつけないと脱出できない、数メートル級のワニは愚鈍そうに見えものすごく速い、どうやって倒そうか頭が痛い。


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昔のカラオケハウスのような建物が点在している、そこに修学旅行生が住んでいる。わたしはそれの一部に隠れ食料を調達したりしながら、なんとかみんなに見つからないように、一緒に家に帰りたい。同じクラスの同級生も違うクラスの子も、わたしを見つけるとおせっかいに近付いてきて友好的な言葉をかける、それがこわい。柱から柱に隠れるように移動し、空き部屋から空き部屋をたどる。



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やりたいことたくさんありすぎてなにからてをつけていいかわからなくなる。時間が足りない、足りないから、「お休みの日に寝坊して、昼寝する」ってことが後回しになる。なのでやってみました。寝坊はできなかったから、昼寝だけ。

明日の準備して明日は早起きする、そういえばいかなきゃいけないところたくさんあるからそれもやってしまおう、とりあえずは早起きしないと遅刻するから、早起きがんばろう。



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最近くだものよく貰う、いまうちに、ぶどう(一粒がとてもおおきい!上に、種無し!)となし、ももがある。秋は冷蔵庫の中から来る。







じぶんメモ:8がつ本まとめ

日常よりのばっかりよんだ。あんまり重いの読んでない。
くさかべさんの読みたい本があるけど、絶対暗くなるから手が出せていない。
読みたいけど読めてない本があるので今年中にはよみたいな。人類は衰退しましたよみたい。

マルドゥック映像みれてないや!びでおやさんにあるかな。