2012年9月10日月曜日

20120912-01

わたしの携帯はメールが来ると、震える/もしくは音を鳴らせてその着信を知らせる(あ、きみのもそうなの?奇遇ですな)。差出人と件名のみが画面に表示され、決定ボタンを押すと本文が見られる。件名でメール内容が推測できない場合、本文を見るのが非常にこわい。死ねって書いてあるんじゃないか、あなたにはがっかりしました?わたし傷付きました?もう二度と顔を見せないで下さい?全部ひっくるめて死ね?こわい。こわいよぉと思いつつ開いたら、全く関係ないメールで今日もほっとする。


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社会やストレスや放射能のせいにするくらいなら、わたしは生理のせいにしたい。







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悪態ってすきなひととしかついたことないしすきなひととこねくりまわして遊ぶものだと思ってる。嫌いじゃない人の悪態をつく、指先だけで手をつなぐみたいにこっそりと。



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ひとの名前を覚えられないのは、覚える気がないからだって、さっき図書館で唐突に気づいた。興味がある人以外に興味がない、好きでも嫌いでもない、いまこの瞬間だけうまくやれればいい、この先どうこうは全く考えてないから笑顔でものすごく社交的に会話ができる、でもどうしても、名前が覚えられない。そうか、わたしは覚える気がないんだなって、はっきりわかってすっきりした。と同時に、ひとにも顔も名前も覚えられてないだろうなって思っているから、そうじゃない場合、至極恐縮する。でもそれだって本当は、恐縮しているふりをしているだけかもしれない。


それとはべつにわたしは記憶がすぐなくなる、よっぱらったとかそういうことじゃなくてすぐ忘れる。昔のバイトの同僚、お客さん、クラスメイト、 部活の後輩、仕事の部下、取引先のひと、せんせい、おさななじみ、エトセトラ。だから同じように時間を過ごした人に、共通(であるはずの)知人の話をふられて、まったくピンとこないことが多々ある。ひとの名前がおぼえられない、と、記憶が片っ端からこぼれてゆく、それらのコンボでぼくは、人間をうまく認識できない。認識できないものは未知の生物であり、つまりは恐怖の対象だ。





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夜の高速道路乗りたい。 日が落ちかける、19時くらいの時間から、朝の7時くらいまで。東京から出発をして、西のほうへ。どこにもつかなくていいよ、多分ただ何か、夜の街並みとか夜の道路が見たいんだと思う。夜の羽田空港、夜のお台場、夜の高速道路、夜の豊田、全部しにたくなる。別に東京に限ったことじゃなくて、智頭急行でも近江鉄道でも根室本線でもそうだから、明るいところに飛び込んで行く蛾みたいに、わたしのどこかにそうインプットされているのだと思う。
夜の羽根木公園で、ピアノ弾きたい。






たまに誰かに電話したくなるときがあるけど、わたしがいまほしいのは、でんわをして声を聞くとか会話をするとかそういうことじゃなくて、それどころかほしいのはきみでもないってことを自分でよくわかっているから、ボタンに触れないようにする。





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自分の文章最近句読点が多くて、読み返して「なんやこいつ息切れしとんのか」と思うことが多々ある。







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この世から大好きなものを全て消してしまえばよいのでは。
何かに一喜一憂して揺り動かされるわたしはみにくい、大好きなものや心惹かれてしまうもの、それらのことを考えるとしばらくいろんなところが痺れて使い物にならないし対峙するのに体力削られる、だったらいっそのことそれらを消し去ってしまえばいいのでは。そうはいっても消すのは忍びなく、かといって接し続けるのは辛く、本棚の奥や天袋、PCのどこかのフォルダに追いやられたそれをときどき引っ張り 出して眺める、また打ちのめされる、しまう、忘れた頃に取り出す、打ちのめされる、しまう。それを見れば必ず心が動くものは劇薬のようで、多用しても耐性がつく前に毒にやられて死ぬ、でも捨てられないし、愛用もできないし、どうしようか。












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今日はいちにち製餡2課に派遣されたので熱気とにおいでたいへんでした。毎度のことだけどバイトの女の子は倒れるし、もっと今の若い子は体力つけたほうがよいとおもう。変に時間が余ってしまったのであまった人たちでひたすら田舎饅頭の皮と餡子を分離する作業した。こんなにぞんざいにむしったりつめたり作ったりしていても、それでもこれらのおかしはとてもおいしいし魅力的で、いくら社食で崩れたケーキが食べられたとしてもお金を出すのに抵抗なんてわかないから、つくづくここの商品はすごいなって思う。
夏みかんの味のゼリーがおいしかったのに、今年はそれが梅味になってた。
梅は大好きだけど、すこし残念な気持ちになる。

















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近くにつかめるものがあったらつかみそうになるからだれか両腕しばっていいよ。





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