2015年2月1日日曜日

20150201-01

わたしは今まで自分が好きになった人どころか今までしたバイトだって全部は思い出せない、例えば今誰かに今まで付き合った彼氏の人数を聞かれて答えられるかというとまぁ勿論答えられるけど数秒必要、それはわたしが付き合った人数が多いわけじゃなくてちゃんと覚えていられないから。わたしはすぐに忘れるし、忘れっぽいせいもあるけれどこれだけ生きていたら忘れないときっと容量がパンクしてしまうのだと思うし、履歴書だって昔の手帳と日記を引っ張り出さないと書けないくらいだし、だから例えば好きになった人に、わたしの知らない出来事や思い出があるってことは至極当然のことだってさっきお風呂で考えていて不思議な気持ちになった。例えば地元が同じ小学生同士なら、相手の親や兄弟や家族・育ってきた環境や初恋の相手まで知ってしまって自分の知らないなにか特別大きな事件って多分ない、でも大人になると全部知るなんて無理、それはまるで諦めのようでもあるけれど、わたしがわたし自身のことをたくさん忘れてしまっているということからもわかる真実、すごいなあ、長く生きるとたいそうだな、と思う。
わたしだって自分のことを全部覚えていないし頑張っても思い出せない、人のことなんて例えそれが表層的な歴史だとしても、全部把握するのは多分無理。


『わたしはわたしにしかなれないし君も君にしかなれない、わたしの人生はわたしが頑張ることしかできないし君の人生もそう、だから各自ファイトだよ、そんでもって一緒に眠っておいしいものを食べよう』。基本姿勢は変わらないけどわたしの人生やっぱりわたしが頑張るしかないのかぁって、当たり前のことがちょっといやになったのは、多分疲れているのだと思う。思うけど、じゃあ疲れていない状態ってどんなんだって考えてもわからないし、だから明日はあんまりおなかいっぱいにごはんを食べるのはやめて、二駅くらい散歩をします。わたしの基本姿勢は正しいと今でも確信しているけれど、それはかなりタフなものだから、今ちょっとそれがいやになっちゃっただけだよ。

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