2013年3月20日水曜日

20130320-01

蛋白質水炭素錫、錫。


朝起きて寝ぼけ眼で覗き込んだ鏡に映った醜い姿に驚嘆/発狂/ショック死した。嘘、わたしはまだ死んでいないしいい加減いろんなものに慣れている。剥離した皮/血清/頭髪が散乱して足の踏み場もないからわたしは宙に浮く。朝起きたら重力が100倍になったのかと思った、そんなわけはないからつまりはわたしが昨日(正確に言えば、眠る前)と比べて100倍の重さになったのだろう。少しでも軽く動けるように剥離、剥離、剥離しても全然変わらないし重いままで腕を水平に上げるのさえも億劫だ。わたしどうなってしまうのだろう、このまま沈んでしまうのかな、ゼリー状の液体の中をズルズル動くような不自由さで呼吸する、重たい、重たいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿