2014年8月8日金曜日

20140808-01

蚊の細い腹がわたしの血液で小さく膨らみそしてそれがゆっくり消化されるのを想像する午前1時は憂鬱さでひたひたしていて、起床時間まであと5時間ってカウントダウンしちゃったからわたしもう救われない。家に50本強ある某エールビールをマンゴージュースで割って飲んでいるからビール好きに怒られる、口角を上げられないならせめて、眉間に皺が寄らないように最善の努力をすべきだし、している。
今日は日中蜂蜜をかけたチーズが食べたかった。
 
自分の行動に愛を感じるたびに自分のことをクズだなと思う、得体がしれなくてぞっとする。羽田空港の展望デッキには強い風が吹いていて、潮を含んでいるせいかわたしの髪はあっという間にべとべとになる。

エスカレーターを歩いて上がった、誰もいないから怒られなかった。


午前5時にまた起きて自分のからだを確かめてみると、左手中指の付け根/右足の中指/右の脇の下(脇の下!)を蚊に刺されていたことが分かった。夏の夜、暑さにかまけて布団から四肢を出して眠ると幽霊が現れそれを引っ張ると小さいころ漫画で読んだけれど、わたしはまだ幽霊に引っ張られたことがないから、幽霊に引っ張られるのと蚊に刺されるのとどっちがいいのかはわからない。どちらも睡眠を妨げられるという意味では最悪に違いないと思う。


例えばわたしはさっきスーパーで買った、蒸し鶏とクラゲの和え物の上に乗せられた輪切りの鷹の爪の適切な摂取方法を知らない、 ので、フードパックの蓋裏にそれを載せるのです。



人気のない野原なんて近くにないから、わたしは東京のど真ん中で蛇のやうなあそびをするのです。

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