2014年12月21日日曜日

20141026-00

時間が経てば鈍感になれるけど夢の中でだけ倒したはずの亡霊がゾンビみたいに蘇ってくるからわたしはもう安心して眠りにつくことができないんじゃないかと二年前思って、でもそのゾンビの襲来にもこの二年で慣れてしまった。

******************************************

誰が見てもかわいそうがって然るべき状況にある友人が、たいして親しくないもしくは全く知らない人たちに「わたしが抱きしめてあげたい」と言われまくっているのを見て、わたしは心の中で「誰もお前に抱きしめられたくなんてねえよ」と思う。見る人が見ればかわいそうがって然るべき立場にいるわたしはそれを全くの他人事として眺めることができない。かわいそうがって然るべき立場にいる人を憐れんで「抱きしめてあげたい」とのたまうのはさぞや気持ちがいいことだろうなと思う、わたしは無給でそんなことをやるつもりはないけど、「誰もお前に抱きしめられたくなんてねえよ」って反論するにも労力を使うからせめて物理的に距離を取って自己防衛するしかない。

******************************************

好きじゃなくなられるより好きじゃなくなるほうがさみしいと思う、 好きじゃなくなると全部うそになるみたいだ。だれかやなにかが変わってしまうよりも自分が変わってしまうほうがどうしようもなさがあってとりかえしのつかない気持ちになる。
わたしは自分自身のことすら上手にコントロールできないから、もしかするとどうしようもない、どうしようもなくくだらないもののせいで変わってしまうのかもしれないと思えてしまっておそろしいんだ。






0 件のコメント:

コメントを投稿