2014年4月10日木曜日

20140409-03

誰にでも「誰にも入り込めないすきま」があって、それが可視化されてるかされてないかの違いだけで、例えば性器に性器を突っ込むほうが入り込めない隙間に入り込むよりもよっぽど簡単だ。
何物にも侵されない、侵されないというより侵すことのできないその部分は人によって面積も性質も違っていて、なかにはその部分ですら誰かに満たされたいと願っている人もいるのだけれど例えばわたしやわたしの好きな人はそれを望んでいないというかそれが無理だということを知っている、だから例えばわたしは家に帰ってきて幸せでしかないけど、それでも満たされない部分があって、それは誰が埋められるかというと、ほかならぬ自分しか埋められないのだ。

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