2012年8月9日木曜日

20120809-01

好きなひとの好きなひと、みごとに好きなひとと趣味がいっしょで涙よりさきに拍手がでてきた。
フィッシュマンズがすきで、ロードバイクがすきで、登山がすきで、雑貨屋さんがすきで、Tシャツがすき。あっぱれである。



*****************************************


かわいいは正義だし、だからわたしはかわいい女の子がとてもこわい。かわいい女の子が白と言えば白だし、黒と言えば黒なのだ。生まれながらにして勝ち負けは決まってしまっている、いくら否定しようとその絶対的な価値は揺るがない。整形技術は日に日に発達しているけれども、整形したくらいではかわいい女の子にはなれないのです、お化粧やお洋服が「映える」のが元がいい女の子に限るように、整形技術だってある程度の元がないと、「映え」ないのです。

かわいさが金銭で表示されるようなおしごとの裏方をしているとき、それに失敗したおんなのこをみた。人はいろんなものを売る、技術、時間、そして肉体。それはもしかしたら成功だったのかもしれない、ただ市場価値を相対的に判断した場合に、価値が低いと評されただけだ。
汗水たらして稼いだお金を、つぎ込むならば見目麗しいものに。わたしだってそう、だれだってそう。ほめられるのもなじられるのも、かわいい人にされたほうがうれしい。彼女のそのかわいいらしい唇から零れる毒が僕の表皮を汚く焼いても、それは彼女には罪がない。強いものが正義、かわいいものが正義、かわいいは、正義。



おんなのこは、おそろしくて、かわいくて、おそろしい。



*****************************************


人は何かに所属するのが好きなのだな、と思う。クラス、部活、サークル、学校、友達と作ったグループ、アーティスト軍団、チームXX。「チームXXの○○です」と名乗るとき、少し誇らしげに見えるのは多分見間違いじゃない。自分にはこういう仲間がいるというささやかな誇示、誇らしげな表情、適度な身内感と上昇志向、他グループとの交流により広がるクラスタ。うらやましいなと思うときもある、多々ある、でもいざ、「XXの一員だよね?」って紹介されるような場面になると、僕はいつも逃げてしまう。
何かに属することの安心感や連帯感や寂しくなさやメリットを、僕は一人でいることの自由さと、どうしても比べてしまう。誰ともかかわりたくないしこの世から消えてしまいたい、そういう発作が自分に不定期に起こることを知っているし、それが不治であることも承知している、そうなったときに、軽蔑されない/迷惑をかけない自衛でもあるし、そうじゃない部分で、強制されるさまざまなことを夢想してしまって、いつも、思わず逃げる。




*****************************************



尊敬できる誰かに、もしくは説得力のある誰かに、痛いところを指摘されて説き伏せられたい欲は継続中です。ふるってご応募ください。結構本気で待っています。




0 件のコメント:

コメントを投稿