2013年1月25日金曜日

20121218-01

「明日隕石が落ちて、地球が滅亡するかもしれない」は、わたしのなかでの基本理念で、これはおおげさじゃなく結構な真実だと思う。優しかったおばあちゃんは妹が生まれる前に死に、幼稚園からの友達だったあの子は中学生であっさり死んだ。ずっと仲良しだよねって言ってた翔子ちゃんとは別々の高校に行って完全に縁が切れ、ずっと一緒にいようと言った昔の恋人は今年わたしじゃない女の子と結婚した。なにもわたしの周りが変わってしまったわけじゃなくて、「明日隕石が落ちて地球が滅亡する」のと同じレベルでわたしが変わってしまうこともある。この子の面倒一生見ようと思ってた男の子のことがうっとおしくなったり、大親友だった女の子と連絡とるのがめんどくさくなったり、一生続けようと思った仕事に嫌気がさしたり。「明日隕石が落ちて、地球が滅亡するかもしれない」が、自分以外の他者だけに当てはまることであればわたしこんなに疑っていない、それがほかならぬ自分自身に起こりうることだって、わかっているから怖いのだ。

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