2013年11月20日水曜日

20131120-02

自分が絶対やらなさそうなことをやる女の子って無条件でかわいい気がする。コンビニの、いろんなお菓子が並ぶ棚からホワイトチョコやラムレーズンを選ぶ女の子、レモンティじゃなくてミルクティを選ぶ女の子、かばんにディズニーのちいさなぬいぐるみをつける女の子。それらを選ぶという行為がひどく女の子らしく感じて、日常的に目にするそれらの行為にわたしは不思議な眩しさを感じる。ネイルサロンに行ったり下地を丁寧に塗り込んだり、髪を巻いたり香水をつけたり、そういうことのほうがより「自分のしない女の子らしいこと」の気がするけれどそれらはなんだか違っていて、可愛らしいなとは思うけれど眩しくは感じないのは、直接的すぎるからなのかもしれない。


わたしは、わたしが言う「いつか~しようね」が、永遠に実行されないことを知っている。
いつか二人で写真を撮ろう、いつか温泉行きたいな、いつかあそこの中華料理屋行こう。何ひとつ実行されないまま死んでも後悔はしないと思うからそれでいいのだと思うし、そういうものだと思ってる。果たされない、約束未満の約束を、たくさん抱えていると一人になっても例えば死んじゃっても、寂しくないんだと思う。一緒に何かをしたいと思う人がいて、その人もとりあえず「うん」って頷いてくれたという事実、そういうのを両手に抱えて眠れたら、ほんの少し寂しくなくなるんだと思う。

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