2013年11月20日水曜日

20131120-にっき

downyの新譜を聞いてる。

downy、前からもちろん知っていたけれど、きちんと聞いて好きになったのはとっくに解散したあとだった。なぜかというと、あんまり好きじゃない女の子が、downyのファンだったから。なんとなく敬遠してて、でもきいたらすごく好きで、いつかの誕生日、自分へのプレゼントとして、出てたCDを全部買った。その年の誕生日プレゼントで、カセットテープももらった。
わたしのすきなバンドは、やっているときにライブをみたものもそうじゃないものも、今でも聞くバンドは休止・解散・脱退しているものばかりで、だからdownyのライブを見られるなんて、見られるかもとは思ってはいたけど思いもしなかったし(自分がチケットを手に入れられるわけがない・ライブというものに足を運べない)、だから来月だけれどもライブにいけるということに、すごくびっくりしている。
「downyのライブに行けた人生」と「downyのライブに行けなかった人生」、紙一重だし、正直多分そんなに変わらないのだと思う。変わらないのだけれど、わたしにとってはいろいろと、いろいろとものすごく違っていて、だから嬉しいは嬉しいんだけど、びっくりしているっていうほうがまだ強い。諦めてしまったというか、最初から望まないように諦めていたものが叶った感じがする。だから難しいんだけど、切望していたものが叶ってうれしいとかじゃなくて、死んでしまった人が生き返ったような、最初から望んでもいない望みが叶ったような。
あの子の脱退ライブ、 あのバンドの解散ライブ、一応解散はしていないけれど、事実上最後になってしまったあのバンドのあのライブ。物理的・時間的に行くことが不可能じゃなかった(のに行かなかった)それらについて考えるとどうしようもない気持ちになってしまうけど、そういうdownyとは全く関係のない、私のごく個人的な感情なんかが、ちょっと救われた気持ちがしている。

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