2014年6月24日火曜日

20140624-01

彼が「あのこ元気かな」って数年ぶりに思い出してメールを送る、間を空けず「久し振り、元気だよ」って返信するのは下策も下策、あのひとがわたしを思い出した瞬間に隣にいるようでなければならず、だからわたしは毎日こうして気付かれないよう隣に潜む。


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周りのみんなが敵に思えるときがあって、それが久々に訪れて、みんな敵だと思いながらも冷静に、どうしてそう思うのかなって考える。『わたし以外の人のことを好きになってしまうなんていやだ』、そういうばかみたいな嫉妬から来てるのかなって恥ずかしいことを考える。わたしじゃない人が必要なら別にわたしはいらないんじゃない、わたしなんて1ミリも、そこに存在してないんじゃない。バカみたいだな、と思う。お箸もスプーンもフォークも使うしたまには素手でだって、ただそれだけの話だって知ってる。



「昔のほうがすきだったな」ってわたし死んでも言いたくなくて、万が一思っても言いたくなくて、だけど指先は過去を選ぶ。新しくなって打ち込みになったから、リズムが正確になってコーラスが増えたから、なにより本人がこっちが良いと思ってるから。だからわたしだって君のその選択を100パーセントで支持したい、支持したいのに昔のほうが好きだなって思うのは、単に聞きなれてるせいだと思う。


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なにかしたくてもなにもできなくて、なにものかになりたいけどなんにもなれなくて、どこかへいきたいのにどこへもいけないの、わたし100年前からきっとわかってる。だけどその事実を定期的に再認識してもがく、水面でちゃぷちゃぷ遊ぶ程度でしかないんだろうけどわたしにできることってそれくらいしかなくて、だったらもうそれを、その程度だって認識しながらでも、楽しんだ方がいいんじゃないかなって思ってる。


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『わたしはもしかしたら充分にあいされてたのかな』って過去をいいように解釈するの、自分がそれで満足するなら、どんどんやったっていいと思う。


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