2012年12月1日土曜日

20121201-02

率直に言うとわたしの三年は三年じゃなく、まだ継続していたということだ。



お腹をさしたら人は死ぬらしくそれは痛いのかな、でも多分耐えられないほどじゃないだろうなって思ってる。どこかに逃げちゃいたいけどどこへいってもわたしの行きたい場所なんてなくて、だから部屋から出られない。毎日死ぬほど働いていればしんどくなることはないのかもしれない、せっかく沈んでいたのに掻き回されて結局出てきたのが澱だったこと、わたしいまそれがひどくつらい。
明確な悩みで悩めない、しょうがないことばかり考える。なくなったものやひとや、実現しなかった将来や、そういうもののことばかり考える。とても建設的じゃない、どうせ悩むなら、解決策の出ることで悩みたい。でも今わたしがこんなにしんどいなと思ってることは全然特別なことじゃなく、小説にしたら王道すぎてスルーされるレベルのもので、つまり言葉にするととても陳腐だ。でも結局人間がこんなに世界中にいて死んでいくのは、多分そういう陳腐な悩みが、致命傷になるからだと思う。
あのこがしあわせになりますように、あのこがしあわせになりますように、あのこがしあわせになりますように。みっつ唱えて目を閉じる、そうすると静寂が訪れたりする――なんてこと全然なくて、あここはまごうことなき現実だと、ひどくばからしい気持ちになる。

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