2012年4月14日土曜日

20120414-2

君がどんなに僕のことが好きでも僕は君のほうむいたげられない、このことを思い出せばあの子がどうしてわたしの気持ちに答えてくれないかわかるだろう?




重たげな外套が僕のいろいろを隠してくれるから安心して外を歩ける。冬は好き、夏は嫌い。日が長いから一日が終わらないと勘違いしてしまいそうになるし裸になっても暑い、チョコレートは溶けるし、おまけに虫も出る。それに比べて冬はどうだ、着込めば寒さは和らぐしチョコレートは口の中でだって溶けない、虫も (あんまり)出ない。だからわたしは夏が嫌い、でも雪の降らない冬も嫌い。



頭が痛くなるのは灰を白か黒に塗りつぶそうとするから。灰は灰のままでよい、そこに境界線を引く作業は自分を切り刻むみたいでしんどい。清く正しく行きようとするのでないのだから、いろんなものに目をつぶれば楽になれる、思い悩むのはできれば不毛な事柄にだけにしておきたい。


なんだかなんにもしたくない。
 

めんどくさいことがらにはさまれて四面楚歌だ。世界はやわらかくてやさしい人たちであふれている。君がもし、そのやわらかさややさしさの傷つきやすさや扱いにくさにめんどくささを感じたのなら世界は痛くてとても苦しい。今きみがそこで息苦しさを感じているとしたら、悪いのは誰だろうね?

権力を持てば責任が付きまとう、機械を動かすならメンテナンスも必要だ、そういうものを全部すっ飛ばしてよいところだけとろうとするのは間違いだ。責任を負いたくないのなら権力を持つべきではないし、その不自由さに満足するべきだ。自分の性格をわかっているくせに手を伸ばすから、それに絡まったいろいろにうんざりして、また手を下ろす。そんなことを繰り返してばかりいるから腱鞘炎になって、いざというときに掴めなくなるんだよ。



元気が出ないときにあめだとほっとする、気圧のせいにできるから。あしたは図書館まで歩いていきたいから、ちゃんとおひるまえにおきよう。今日はもうくらいから、早く寝よう。 いいかな。いいよね。おやすみなさい。

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