2012年11月7日水曜日

20121107-01

普段からおそうじをしていないツケをこういうときにはらわされるハメになる。吐くならば綺麗な、舐められるくらい綺麗な便器でなければならなくて、だからわたしは意識の力で吐き気を抑え込み一心不乱に便器を磨く。たべたばかりのものが喉を逆流するときに一瞬「あ、おいしい」と思うのがおかしくて一人で笑おうとしたけど、歪んだだけでうまく笑顔にならなかった。わたしが麺類や汁物がすきなのはもしかしたらこのせいか、とも思ったけど、多分こうして吐くのは数年ぶりで、それが逆に、まるであからさまに何かを訴えているようですごく恥ずかしくなる。






わたしが日頃唱えている呪文、最大の賛辞かつ呪詛のナイフのようなそれが、わたしの最後に残った矜持だと、さっき気付いてしまって立っていられない。気付いたからには言葉にしたいけど、言葉にしたら多分もう息が出来ない。











だれかを敵と感じることはなくても味方と感じることもなくて、だったらひどく心細いなと思ったけど、同調したり共感したり融合したりしたい人なんてとっくの昔に掻き消えたから、だから多分わたしはわたしが自覚する多分もうずっと前からそうで、その事実にいまさら気付いたからといってなんにもならないけど、慰めにはなる  かもしれない。











気力がなくなったら死ぬ、んだったらいいのになって心底思うけど実際は死んだように生きるだけであるから、僕の人生は全然、ドラマチックじゃないなと思う。




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最近自分の文章の、句読点の多さに驚くけど、多分息切れしてるのだと思う。
肺活量がほしいなあ、腹式呼吸を毎日しよう。

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