2012年11月13日火曜日

20121113-01

君の言うことはいちいちもっともだ、君は誰よりも彼のことを知っているね? 幼稚園のお遊戯会、小学校の運動会、中学の彼も高校の彼も、君は多分一番近くで見ていたのだろう。間違いない、僕が保障しよう、彼のことをだれよりも理解し、知っているのは君だ。でも残念なことに、君の事を誰よりも理解しているのは彼じゃなく、君の事を誰よりも理解したいと思っているのも、彼じゃないんだよ。



君が「なんでわたしじゃダメなの」って呟く度に「じゃあなんで君は僕じゃダメなの」って思う。でもそんなこと、僕は脳裏に浮かべるべきじゃないんだ。とても可哀想だな、と僕は思う。運命のこいびと、必然のこいびと、最適な、こいびと。運命が一方通行だなんて、大人になるまで知らなかった。「わたしの運命」が一方通行である全てのひと、例えば君や、彼や、そして僕のことを、僕はとても愛おしく、そうしてとても可哀想に思う。
誰かのことを大切にしたいという気持ちと、幸せにしたいという気持ちと、幸せになりたいという気持ち。それらが相反するものになるなんて、そんな世界僕は知らなかったから。




僕が悲しいくらい君のことしか好きじゃないように、同じように君も彼のことが好きなんだろう。だから振り向いて欲しいとか、あきらめて欲しいとか、いいから僕にしときなよとか、口が裂けてもいえないんだ。ただただ陳腐に、報われない恋愛というものは、なんとかなしいものだろうと思うんだ、僕自身のことも含めてね。







*****************************************


いつまでもこない来月や、いつまでもこない来週がすき。「またね」の約束が、いつまでもこないのがすごくすき。遠足の前の日がわたし一番好きだから、君との約束もずっと、果たされなければいいなと思う。わたしが君との「いつか」を考えながら幸せに暮らしている間に、君は現実をきちんと歩いて、誰かと出会って手をつないで一緒に暮らして幸せに死んで、そういうのがすごく、いいなと思う。



でもわたしのそういううそを、いつか誰かに見破って欲しいとも、心のどこかで期待している。




*****************************************



三岳と真鶴飲んだんですけどすごくおいしかったです。寒くなってきたからお湯割がおいしい。でも焼酎は、すごく、カロリーを摂っている気持ちになる。米や芋や麦を、どしんと食べているきもちになる。すごくおいしい。おいしいけど、おなかいっぱいになりますね。
フラリと一人でいける飲み屋さんがあるってすごくしあわせだな、都会ってすごいなって思う。新規開拓とかじゃなくて、昔からの知り合いがやっているってところもまたすごい。どうでもいいけど僕は今日、22時に寝ようと思ったんですよね。おやすみなさい。

0 件のコメント:

コメントを投稿