2014年7月11日金曜日

20140708-01

君が好きだと告白するのはもしかすると無抵抗な人間に暴力を振るうようなものなのじゃないのかと思った、わたし今日一日君のこと考えてたって音にする前にそう思ったから口を噤んだ。君のこと考えてたとか好きだとか会いたいとか伝えるのは暴力だし、わたしは君に暴力をふるうべきじゃないと思った。
言わずにいられないなんてのはわたしの都合でしかないから、それを振りかざすのはつまり自分の快楽のために暴力を振るうのと同義で、だからそんなことわたしはするべきじゃないしちゃだめだと思った、思ったんだけどわたしやっぱり君のことがすごく好きで、気持ち悪いだろうけどすごく好きで、だから君が何をしていても応援しているし、でも勝手なことをいうならば、わたしやっぱりもう一度、君が歌うところが見たい。


好きなものはなくならない、ただ増えるだけだ。

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今すぐ家に帰りたいと思って、一人になりたいじゃなくて家に帰りたいと思って、それはなんてすごいことなんだろうと思った。

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まさか一人で歌った三日後に朝顔をライブで聞くと思わなかった、学祭みたいで笑った。

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一日か二日早いだろうという自分の予想はしかしまぎれもなく当たっていてさすがわたしだ。


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一方的な謝罪は自己満足でしかない、というか求められていない謝罪は自己満足でしかない。自己満足をこれ以上しないことを自分に誓ったから、だからせめて電車の中でだけ泣いてもいいかなって甘えた。過去を引きずって泣いて、無関係にわたしの甘えを許してくれる人がありがたくてまた泣いて、それから現実に対峙して笑った。現実に対峙すると、過去を引きずって泣く時間すらないんだと思った、それがとても愉快だったから、笑いながら家に帰った。家に着くころには涙はすっかり乾いていたし目だって赤くなかったはず、下まつげのマスカラと一緒に感傷もきれいに消え去ったから、フィルムタイプのマスカラはすごいなと思った。



わたしが死んでもいいから幸せになってほしいひとがたった一人だけいて、別にわたしが死のうが生きようがその人はちゃんと幸せになるだろうなってわかってたけどどうしてもそう思ってしまう人がいて、そのひとがしたいことをして、好きな人といっしょにいて、ちゃんと笑っているのを見たから、すごくうれしくて泣いた。泣けないときはどうやったって泣けないのに、泣けちゃうときは、嬉しくても悲しくても、箸が転がってもわたし泣く。





わたしが死んでもいいから幸せになってほしいひと、一緒に幸せになりたいから死ぬわけにはいかないひと。 自分のことばかみたいだなとおもう、多分明日には気持ちが変わって不機嫌になっているかもしれない、だけど今はなんとなくしあわせだなって思うし、あんまり死にたいなっておもわないよ。

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